読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

相手のストーリーから手札を読もう

 当然の話であるが,仮に相手の手札情報が分かっていれば,より状況に応じた正解の手を打つことができるようになる。そこで,ある程度適切なプレイングができるようになってきたら,相手の手札内容を読むことにも挑戦してみてほしい。しかし,どうやって相手の手札内容を読むのだろうか? これについては,相手のそれまでの行動のストーリーからある程度類推することが可能だ。
 
 単純だが1つ例を挙げよう。
 Hunter vs Warriorのマッチアップで,先攻のHunter側が1ターン目にUndertakerを召喚したとしよう。そして,後攻のWarrior側が何もせずにターンエンドした場合,そのストーリーから何が読み取れるか? それは,恐らくその時点でのウォリアー側の手札には「Fiery War Axeは存在しない」ということだろう。放置することでより危険度が増すUndertakerのようなユニットは,可能な限り早いタイミングで除去しておきたいからだ。そしてFiery War Axeがあれば,Undertakerを処理しつつ引き続き武器を構えられるため,盤面の有利は非常に取りやすくなる。にもかかわらず,返しのターンで相手が何も行動しなかったということは「手札にFiery War Axeがなかったから」という結論が導き出される。

前述のように,Nerf前のUndertakerのような危険極まりないユニットは,可能な限り早く処理してしまいたい。そこで処理できなかったということは,処理するためのFiery War Axeが手札にないのではないかと推測できるのだ Hearthstone: Heroes of Warcraft Hearthstone: Heroes of Warcraft
 
 むろん,実際にはこれほど簡単に決め付けられないことのほうが多いのだが,こうやって,相手がある行動を採った,もしくは採らなかった理由を考えることで,ある程度相手の手札が類推できる。もし,相手の手札には恐らく重要なカードがないということが濃厚であれば,そのカードがないという前提での思い切ったプレイを仕掛けることもできるようになる。
 より難しい技術ではあるが,このようにして相手の与えてくれた情報から相手の手札を読み取ることで,より適切なプレイを行うことができ,それに応じた結果も伴ってくるようになるのだ。もちろんそれを逆手にとって,相手に「このカードが手札にはない」と思わせることで相手のミスプレイを誘うような戦術も可能である。ただし,あくまでそれは相手がこちらの行動から手札を類推してくれることが前提の行動になるので,もしやるならある程度高いランクに行ってからのほうが良いだろう。

 

エルソード RMT